私がピーマンを育てた頃は、京みどりと京波と云う種類が全盛だったと思います。
それほどピーマンに詳しくない私は種苗屋さんに残っていた
『京ひかり』と云う種類に注目してみました。
種苗屋さんの説明では、「今、これが一番美味しいと思う」と。
初めは生長が遅い品種だと思って錯覚していました。
6月を過ぎた頃にぐんぐん大きくなり白い花を沢山咲かせ
小さい玉のような実を沢山付けました。
肉厚的には平均なれど、苦味が少なく甘みが強く
ピーマンが好きではない家族にも珍重される結果になったのです。
栽培は至極簡単で、三本仕立ての支柱で結構です。
最初の実が出来た頃に少しだけ追肥してあげると生長を助けます。
この京ひかりは、生食でも嫌味が少なく苦味も無いので
サラダ向きです。
過熱は短時間でも済みますし、甘さを引き立てるのは
熱を入れる時間を簡素にする事で美味しさを引き立てるような気がします。
夏の間の栽培ですから、アブラムシ等も気を遣いますが
それほど多くの病気と害虫にやられる事なく過ごしました。
案外と育てやすい品種だと云うのも納得します。
土壌は中性?弱酸性が最も好ましいので
そこら辺を考慮した土壌作りに専念されれば簡単な品種と言えます。
また、ある程度水捌けの良い環境を作ってあげて欲しいです。
ピーマンは水撒き、雨上がりの後…ずっと水に浸かっていると
枯れてしまう事が多いので、乾燥よりも水枯れしてしまう事が多いようです。
夏は早朝と夕方にたっぷり水をあげて下さい。
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