夏枯れしたトマトたちを、そっとそのままにして
トマトを栽培していた事さえ忘れかけていた9月の半ば
仕事から帰り、久しぶりに庭を観察してみて僕は驚きました!
なんと、枯れ果てたつもりのトマトの茎の根元から、
新しいヒコバエ(新芽)が芽吹き、知らないうちに
30cmくらい伸びていました! どの苗もそうで、みな復活していたのです!
苗たちは死んでいなかった。
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あわてて僕は、夏枯れした茎に新しく再生した枝葉を誘引し、
ヒモで固定し水遣りも再開しました。
そうするうちに9月の末から10月の半ば頃には、
真夏の頃の勢いはないが 確実に秋の陽を浴びて
秋トマトが繁茂していったのです。
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ただし、夏までとは違って花が咲いても
何もしなければ数日で花芽はコロリンと落ちてしまいます。
初夏の頃は、アリさんやアブなど小さな昆虫たちが
花弁を這い回り、適期にメシベに周囲のオシベの花粉を
受粉させてくれていましたが、
秋から先にはその小さき功労者たちも居ないので、
この僕が彼らに代わり
耳そうじの綿棒を使って、花弁をコチョコチョいじくるのですが
なかなか適期には受粉できず、成果率は
初夏までが100%としたら、30?40%といったところでしょうか?
春には憎らしかった、虫たちに 秋の今は尊敬の念を感じる・・・
なんと身勝手な自分かな と想います。
それでも毎日人工授粉作業をしていると、適期が少し見えてきたりもします。
トマトの花弁は開いた当初は 中心にあるメシベの周りを堅い
オシベの壁が守り、メシベはまだ見えない。
この頃にいくら刺激を与えても、受粉はしないようでオシベが緩み、
中心のメシベの頭が少し見えた頃が
受粉の適期のようでした。
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