昨年、ピーマンの品種の一つで
ピー太郎(こどもピーマンとも呼ばれています。)の栽培に挑戦しました。
自宅のプランターに一株、息子が学校の授業で育てるとのことで、
これもプランターで一株、計2株です。
なぜこの品種を選んだかというと、
園芸店で元気に育っていたのが一番ですが、
「こどもピーマン」という可愛い名前、
甘い実がたくさんできるとあったため、興味を持ちました。
大きな病気もなく育ってくれて、特に苦労はありませんでした。
しかし、気を付けていたことを挙げるとすれば、
まずはわき芽を早めにとってあげることです。
そうすれば、実をつけることに養分がいきます。
もうひとつ大事なこと・・・、それは「愛情」を持って育てることです!
愛情があれば、自然と「肥料をあげなくちゃ」「水やりの時間だ」
「台風がくるけど茎は大丈夫かしら」と気をつけます。
こちらが無理して世話をする、と思わなければ、
このような世話は何の苦もありません。
むしろ毎日の変化を楽しんで世話をすることができます。
我が家で購入した2株の苗、ほぼ同じ大きさだったのですが、
息子が夏休みでそれを持ち帰った時愕然としました。
親と子か、という位大きさに差があったのです。
もちろん、息子のピーマンが「子」です。
土や肥料の差もあるとは思いますが、
なにより「愛情」に差があるのだと感じました。
息子は、何度、「ピーマンの様子はどう?」と聞いても
「まあまあだよ」としか言わなかったですからね。
無関心なのはわかっていました。
夏休み以降は、2株共自宅での管理となりました。
息子に、自分で育てたピーマンのおいしさを知ってもらいたい!
愛情をもち、感動を味わってもらいたい!と、私は一段と心をこめて育てました。
結果、びっくりする程生長し、実も、自宅にあった株に
負けない位に収穫することができました。
息子は「僕のピーマンだ!」と喜んでそれを食べました。
少しは私の思いも伝わったかな。
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