ズッキーニを栽培する場合は、
とにかく「場所」に気をつけなければなりません。
ズッキーニは「つるなしかぼちゃ」と言われる野菜であり、
つるがない分、そこまで幅を取らないようなイメージを抱かれがちですが、
実は葉はかなり大きくなりますし、横幅も少なくとも30cm以上に到達します。
「どうせそこまで大きく育たないだろうから」といった理由で
間隔を狭めて植えてしまうと、後々かなり困ったことになってしまうので、
ズッキーニは1メートル以上間隔を離しつつ植えるようにしてみましょう。
また、ズッキーニの花は一日で萎んでしまうため、
朝の内に雄花を雌花に付けることで人工授粉させておく必要があります。
もちろん、自然に受粉してくれることも多いので放置しても良いのですが、
ズッキーニの場合は自然に受粉してくれないことも多々あるため、
様子を見つつ雌花と雄花が咲いているうちに人工授粉させてしまった方が得策です。
さらに、ズッキーニというのは
実は収穫時期を見逃しやすい野菜でもあります。
ズッキーニは実のなりかたが独特ですし、
放置すればするほど大きくなっていくので、
収穫時期を見極められないまま枯れてしまったり、
食べられない状態まで育ててしまったりしがちなのです。
30cm以上になるとさすがに育ちすぎですし、
一般的なスーパーで売っているようなサイズを見本にしつつ
収穫した方が美味しい状態で頂くことができるので、
サイズにもしっかり気をつけるようにしましょう。
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