ジャガイモを栽培するには、まず種芋の準備から始めます。
種芋は前年に収穫したジャガイモを少し保存しておくと
そのまま種芋として使うことができます。
初めての場合には種芋を購入してきましょう。
種芋は30から40グラムの重さに揃えます。
大きい芋は芽がある場所を確認しながら包丁で切ってください。
すでに芽が出ている方がやりやすいかもしれません。
切り口から雑菌が入るのを防ぐため、
切った芋は2?3日乾燥させてから植え付けます。
肥料を施した畝を作り、植え付けを行ないます。
畝はあまり高くせずに、芋を植え付けるための長い溝を作ります。
そこに種芋を30センチメートル間隔に並べていきます。
この時、切った芋の切り口が下になるようにします。
種芋を並べたら、芋と芋の間に化成肥料を少量施します。
そして芋の上に土を5センチメートル位になるように覆土して上から軽く押さえます。
芽が出てきて10センチメートル程に成長したら芽かきをします。
一つの芋から2?3本程度の芽をのこして取ります。
この時、本数を多く残したままにすると
出来る芋が多くなるのですが、小さい芋になりやすいです。
ジャガイモの栽培で特に大切なのは、開花前の土寄せです。
追肥をしながら株元に土を寄せを行ないます。
5センチ程の土寄せを20日間隔で3回行ないます。
ジャガイモは種芋の上にできるため、土寄せをして
ジャガイモのできるスペースを多く作ることが大切です。
ジャガイモを少し掘り起こし、成長を確認します。
そして完全に肥大したころが収穫の時期になります。
収穫は晴天の土が乾いた日に行ないましょう。
掘り起こしたジャガイモは日陰で乾燥させてから貯蔵してください。
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