昨日は、黒豆の「苗場」を作ってきました。
勿論直播きでも良いのですが、豆は大きくて鳥たちに見つけられやすい為、
発芽したての頃に食べられてしまったりするので
一か所に集中して種を蒔き、寒冷紗をかけて保護しておいた方が
効率が良いのです。
畑の一部に、少し土を盛りあげるようにして種を蒔くところを作ります。
5cm感覚位の幅に指で穴をあけ、黒豆を2粒ずつ蒔き、
軽く土を被せます。
(よく、種と同じくらいの厚さに土を被せる、といいます)
あとは、たっぷりの水を撒いて、種まきは完了です。
芽が出るまでの間はこまめに水遣りをすることが必要。
発芽には温度と水が必須なのです。
その後は、寒冷紗をかけます。
まず、プラスチック製の細い棒を苗場の端に挿し、残った側を
ドーム型に苗場を囲むような形で、反対側に挿し込みます。
両脇から輪っかを作るように、寒冷紗を張るための枠を作るのです。
抜けないように、結構強く土中に挿します。
それを、寒冷紗を支えられる位の本数を挿したら、
寒冷紗(網目になっていて、風や雨を通すけれど、虫や鳥は入れない網布)を
その支柱の上にかぶせ、四方に石を置き風で飛ばないようにします。
支柱と寒冷紗が離れないように、クリップやセンタクバサミなどで
数か所とめることも必要です。
ひとまずは、これで完成。
ほぼ1週間から10日ほどで発芽して来ます。
これを、2本ずつ、畑のサクに移植していくのです。
豆はあまり肥料をやらなくても育つので、
事前に石灰窒素や堆肥を少々入れておきますが
あとは追肥などは不要です。
さて、まずは発芽が楽しみです。
スポンサーリンク
コメント