私が以前家庭菜園のプランターで
豊福という品種のトマトを育てていた時、
コナジラミがついてしまい、葉っぱは枯れ、
実はまだらになってしまいました。
その後は農薬を使いながら
トマトの栽培は数年間続けたのですが、
もともとスーパーでは売っていない手作りの
安全な家庭トマトが食べたかったのに、
農薬を使ったら何の意味もないんじゃないか…と
思いやめてしまいました。
「コンパニオンプランツ」を知ったのはその数年後のことです。
コンパニオンプランツとは近くに植えると花や実の生育によい影響を与える植物のことで、
例えばキャベツの横にカモミールをを植えれば害虫を防ぐことができるのです。
他にも成長を促進する植物の組み合わせが多数あり、
トマトの場合はバジルがコナジラミを防ぐコンパニオンプランツに当たります。
雑誌の特集で知ったコンパニオンプランツですが、
私は最初半信半疑でした。トマトの横にバジルを植えるだけで
虫つかずの実が収穫できるなんて、話がうますぎるのでは…と思ったのです。
しかし以前の失敗を乗り越えて理想のトマトを作りたいという気持ちは残っており、
私は再びトマトづくりに挑戦することにしたのです。
コンパニオンプランツの効果は強力で、私は労せず、農薬を使わず、
キレイなトマトを収穫することができました。
初めて無農薬で収穫できた時は喜びと達成感でいっぱいでした。
コンパニオンプランツは家庭菜園の楽しさを
何倍にもしてくれる素晴らしい栽培方法だと思います。
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