私の母は家庭菜園が大好きで、
私は子供の頃から母の作る無農薬の
とても美味しい野菜をたっぷり食べて育ってきました。
結婚して子供が生まれてからもそれは変わらず、
私の母が畑で育てた野菜たちを可愛い孫のためにと、
毎週のように届けてくれています。
家庭菜園で作る安心安全で美味しい野菜が、
どれほど素晴らしい物かは、実感してよく分かっています。
しかし、私自身は家庭菜園には全く興味がありませんでした。
ところが、子供が大きくなるにつれ、野菜嫌いを解消してもらおうと、
母にいろいろ教えてもらい、家庭菜園にも最近ではチャレンジしています。
我が家はマンションなので、プランターで植えられる野菜だけですが、
子供にも手伝ってもらって野菜を育て収穫することで、
子供に野菜を育てる大変さを味わってもらいたいと思いました。
また、自分で作った野菜なら、
子供も美味しく食べられるんじゃないかという思いもあります。
息子が一番嫌いなのは、ピーマンです。
そこで、我が家でもピーマンを育てているのですが、
ピーマンは育て方も簡単なので、初心者向きなのも良いですね。
ピーマンの苗を購入する時には、病気に強いワクチン接種がしてある物も売られているので、
初心者にはそういうものを買う方が安心です。
ピーマンは、寒さに弱いので、あまりにも夜冷える時には部屋の中に入れておきましょう。
乾燥にも弱いので、土が乾いてしまわないように注意しましょう。
大きくなってきたら、支柱を立てて、そこにピーマンを軽く止めて倒れないようにします。
こうして出来上がったピーマンを収穫するのですが、
ピーマン嫌いの息子に食べてもらえるように一工夫しました。
それは、あえて鮮やかな緑色のピーマンの一部を収穫せずにそのまま置いておくことです。
ピーマンはそのまま置いておくと、熟して赤いピーマンに変身します。
この赤いピーマンは、栄養価がアップして、ピーマン特有の苦みが減りとても甘いんですよ。
こうして、赤く色づいたピーマンは、ピーマン嫌いの息子でも美味しく食べることができました。
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