関東地方であればナスは4月の中旬以降に苗を植え付けます。
苗を買う時の注意は、値段が高くても接ぎ木苗を購入することをお勧めします。
接ぎ木苗の方が連作障害や病気に強く、その分、実の付きも良く長く収穫できます。
ナスは肥料を好むので苗を植える前に、堆肥と化成肥料をまいて良く耕してから畝を作ります。
ナスの枝は左右に大きく伸びるので、株間は60センチくらいの間隔で苗を植えます。
植え付けたばかりの苗は茎が細いため、ぐら付かないように仮支柱を立て紐で結んでおきます。
一番花が咲くまでは仮支柱のままでも大丈夫です。
一番花の実が確認できたら、3本仕立てになるように整枝します。
この時点で生育が遅いようならば、枝が十分に伸びてから整枝します。
3本仕立てにする時に、本支柱を立てます。
この頃になると、接ぎ木苗の場合は根元から台木の葉が伸びてきますので、
台木の葉に養分を取られないようにむしり取ります。
台木の葉は葉の周りがギザギザしていて葉の裏に棘があり、
ナスの葉とは異なるのですぐに見分かることができます。
一番花の実が大きくなってきたら、1回目の追肥を行い、
その後2週間に1回のペースで化成肥料を追肥します。
ナスの栄養状態は花でチェックできます。
栄養状態が十分な時は、花色も濃くメシベがオシベより長くなっています。
花の状態を見て追肥の量を加減してください。
ナスの葉の裏にはアブラムシが付きやすいので、
葉裏をチェックしてアブラムシが付いているようであれば、
ガムテープを葉裏にペタペタしてアブラムシを捕殺します。
ナスは水分と気温が十分あれば、あっと言う間に実が大きくなってしまいますので、
収穫適期を逃さないように小まめに観察して、
美味しい時期に収穫して食べるようにしてください。
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