ある春の日、夫がアーティチョークの苗を買ってきました。
近くのホームセンターに行ったら、園芸コーナーでこんな珍しいものが
売っていたのでつい買ったというのです。
アーティチョークといえば、私たちはイタリアへ行くとよく食べていたお気に入りの野菜ですが、
日本ではスーパーでもあまり見かけることがありません。
買ったのも一度ぐらいで、育て方などもちろん全くわかりません。
とりあえず栽培方法をいろいろ調べてみました。
品種はグリーングローブというもので、名前の通り緑色のアーティチョークです。
畑で育てると、2年目からは一株で100個近くできたと書いてる方もいてびっくり。
ずいぶん大きくなる野菜なので、地植えにするのが良いのでしょうが、
我が家にはそんなスペースがないので、大きな植木鉢を買ってきて、
野菜用の培養土と油粕を入れて植えつけました。
はじめはあまり良い状態ではなく、何枚か出てる葉が次々萎れてきたのですが、
思い切っていたんでる葉を全てとると、新しい元気な葉が出てきました。
そこからは順調で、あれよあれよいう間にかなり大きく育ちました。
葉っぱが大きくなりゆさゆさしてます。
大きいと思って買った植木鉢も窮屈にみえてきたほどです。
そうこうしてるうちにつぼみができてきました。
アーティチョークはこの部分を食べますから大感激です。
つぼみは、その後少しずつ大きくなり、6月に入ると、
そろそろ食べてもいいかなという大きさになりましたが、
厳密にどのぐらいの状態が食べ頃なのかよくわかりません。
遅すぎると開花してしまいますから食べられませんし、
かなり迷って収穫し、丸茹でして食べました。
一つですから少しだけでしたが美味しかったです。
収穫後はどうしたらよいのか、調べてみてもわからなかったので放っておいたら、
刈り取った茎が段々黒ずんできたので、その茎を根元から切りました。
その後全く変化がない状態が長く続き、もうダメなのか心配したのですが、
夏の終わりになると、その茎の根本から、3つのおできのようなものが現れました。
結局これが成長し、自然に株別れして三株ほどになりました。
一冬越して、今もその状態ですから、
今年は三つ収穫できるのではないかと楽しみにしています。
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