孫の一言でイチゴ栽培を続けています

私の年老いた母は、園芸や野菜作りが好きで、
貸し農園を借りて、様々な野菜の栽培をしていました。
そんな母が、倒れて野菜の栽培を続けられ無くなった年に、
後を引き継ぎ野菜を育て続けました。
しかし、2日に一度は農園に出かけて水やりや草取りをするのは大変で、
その年で貸し農園は止めました。代わりに小さな我が家の庭に、
今までは花のみを育てていたところに、大きなプランターを2つ置いて、
ミニトマトの栽培をしました。
適当に水やりをしているだけで、
沢山の実を付けてくれ、孫が来た時に一緒に収穫して、楽しみました。
しかし、孫はトマトよりイチゴが好きだと言うので、
次の年にはイチゴの苗を5鉢買って植えて見ました。
小さいながらも実を付けてくれました。ちょっと酸っぱいと言いながらも、
孫はイチゴを採って、美味しそうに食べていました。
その嬉しそうな顔が忘れられず、
収穫後に伸びるリードを小さな植え木鉢にそのまま植え、
根が付いた頃に、小さな植え木鉢側のリードと、元の株側のリードを切断して、
新たな苗を15鉢採りました。
こうした苗の取り方は、ネットで調べれば簡単に把握できました。
新に増やした苗は、その小さな植え木鉢で越冬させ、
春に新芽が出て少し大きくなりかけた時に、大きなプランターに植え替えます。
イチゴの株が増えると、沢山の実を付けさせるために、
都会では少なくなった蜂に代わって、
白い花の雄しべの花粉を、雌しべに綿棒で受粉させます。
結構面倒ですが、孫の喜ぶ顔を思い浮かべながら、
せっせと作業に勤しんでいます。
今年は、肥料を考え、例年より少しでも大きく、
甘いイチゴを収穫する事が目標です。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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