トマトの上手な育て方|5℃以下の低温は生育に影響が出ます

トマトの栽培に挑戦しました。
生育適温は、昼間が25度から26度、夜が10度から15度です。
30度以上になると実つきが悪くなってきます。
5度以下になると生育が悪くなったり奇形果が出やすくなったりします。
土は有機物の多い壌土がいちばんいいです。
品種としては、ひかり、米寿を試してみました。
近頃は小型トマトの品種も多く販売されています。
小型のものは味が濃くて病虫害も少ないので家庭菜園にはおすすめです。
育苗は、とろ箱にすじまきして、本葉が出始めたころに、
ポリ鉢かブロックに移植します。温度の管理には注意します。
第一花房の花が咲く直前くらいが定植の適期になります。
堆肥と元肥をすき込んで、よく土となじませて定植します。
温度管理としては、日中27度、夜は最低8度は保ちたいところです。
ある程度伸びてきたら支柱を立てて、わき芽かきをしながら誘因します。
ウイルス病は芽かき作業でひろがっていくので、
モザイク状の葉が出たり、縮み葉になったりした株は触れないようにして、
その日の最後に引き抜いて処分します。
摘心は、実を成らせたい最上段の花房のつぼみが見えたら、
その上に本葉2枚を残して早めに行います。
ホルモン処理は、各花房の2花、3花が咲いたころにやります。
濃度は説明書に従って適正にします。
処理回数は花房ごとに1回ずつとして、散布が重複しないようにします。
そのほか追肥、水やり、敷きわらなどの作業もたいせつです。
収穫は、よく色づいてからします

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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