新鮮でおいしいきゅうりを食べられるのは家庭菜園の醍醐味

私は、猫の額程度ですが、庭に3坪程度の小さな家庭菜園を作っています。
ここで野菜を作り、もぎたての野菜を食べるのが大好きです。
きゅうりは夏野菜の代表で、誰にでも簡単に作ることができるのでお薦めです。
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きゅうりの品種は500種類以上ともいわれ、たくさんの品種がありますが、
大別すると白いぼ系、黒いぼ系、加賀太きゅうり、ピックルきゅうりの4種類に大別され、
生産量の9割が白いぼ系きゅうりです。
白いぼ系きゅうりのなかでも、特に四川きゅうりと四葉きゅうりは、
いぼの多さとしわの多さで別種類になっています。
家庭菜園で作るきゅうりは、白いぼ系がほとんどです。
また、白いぼ系は、ブルームきゅうりといって、白い粉が噴いていましたが、
10年ほど前に白い粉を噴かないブルームレスきゅうりが品質改良され、
今の白いぼ系のきゅうりのほとんどは、ブルームレスとなっています。
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さて、きゅうりは寒さに弱く、10℃以下では育ちません。
適温は20℃から30℃ですので、緯度が高い地方で植える場合は、
5月下旬以降が適しています。
また、根は浅く広がり、水分を多く必要とすることから、
土壌病や害虫に弱く、連作ができません。
こうした弱点をなくすために、きゅうりはかぼちゃを台座とした接木が一般的です。
接木にすると、根はより丈夫となり、病害虫にも強くなり、連作もでき、
収量も多くなるので、きゅうりを植えるときは、多少高くとも接木苗で植える方が確実です。
また、きゅうりは酸素を多めに要求するので、
土作りでは腐葉土と苦土石灰をしっかり入れます。
あとはしっかりと水やりを行ないます。
支柱の立て方もさまざまな種類がありますが、
家庭菜園ではそんなにこだわらなくともいいです。
ただし、密生させると、収量を忘れてしまい、
きゅうりがどんどんそだち50cm、60cmにもなってしまいます。
夏にはたくさん収量することができます。
もぎたてのきゅうりは、白いぼが尖っていて、
口の中に入れるとチクチクして、それもまた楽しいです。
口の中に広がる香ばしくて、みずみずしい味は、
どんな料理店でも出すことができない絶品です。
家庭菜園を作った人しか味わえないご褒美です。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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