つるなしインゲンを種から栽培|種まき時期は5月頃

種から野菜を育てる場合、
育て方が難しくて上手に育たない野菜もあります。
「せっかく種蒔きしたのに全滅だー」なんてことのないように、
育てやすい野菜を選ぶことが大切です。
IMG_1576.JPGのサムネール画像
そこでおすすめなのが「つるなしインゲン」です。
インゲンには蔓性のものと蔓なしのタイプがありますが、
つるなしインゲンならば支柱やネットを用意する必要もありませんので、
手軽に育てることができます。
注意点を挙げるとすれば、鳥とカメムシから守ることです。
種まき時期は、気温が25℃前後(東京近郊ならば5月くらい)に蒔きます。
畝幅60センチ、株間30センチ、1カ所に3?4粒の種を2センチくらいの深さに蒔きます。
種=豆なのでせっかく蒔いた種を、野鳥に食べられてしまう可能性があります。
本葉が出るまでは、畝に不織布をべた掛けしておいた方が安全です。
本葉が2枚くらいに育ったら、元気な2本を残して間引きします。
インゲンの花が咲き始めたら、カメムシからの被害を防ぐために、寒冷紗でトンネルをします。
カメムシはインゲンのサヤの汁を吸ってしまうので、
カメムシの被害にあうとサヤが育ちません。
花が咲いて10日も経てば、つるなしインゲンが収穫できます。
収穫時期は嫌になるほど収穫できますが、
一株から収穫できる期間は短いので種をずらして蒔くのがおすすめです。
収穫したてのつるなしインゲンは、水分をたくさん含んでいて柔らかく美味しいですよ。
固めに茹でてからバター炒めや、薄切りの豚肉で巻いて炒めたり、
生姜と一緒に甘辛く煮ても美味しくいただけます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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