枝に実を付ける野菜の場合には、かならずやっておくべき作業があります。
とくにキュウリなど、重たい実をつける野菜の場合には怠ってはいけません。
キュウリは成長すると2メートルの高さになり、キュウリの実は長さ20センチを超えるほど大きくなります。
キュウリ自体の幹や枝は、キュウリの実の重さを支えきれません。
もし支柱を立てないでいると、野菜は地面に実を横たえることになります。
そうすると地面で虫に食べられてしまい、しかも土に接しているので腐りやすくなり、せっかく実ったのに台無しです。
そこでキュウリを栽培すると、高さ1.5メートル程度の支柱を立てることが必要になります。
これはキュウリの実を守る措置であり、キュウリの幹が倒れないための対策でもあります。
支柱を立てることは、風対策としての役割として大きくなります。
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支柱は市販されている、家庭菜園用の1.5メートル以上の頑丈な園芸支柱が良いです。
または長く頑丈な竹であれば、まったく問題なく使えます。
支柱はしっかりと地面に深く刺し、2本以上の支柱を交差させて立てます。
そうしないと大きく高く育つキュウリの重みを支えきれません。
キュウリの場合、一本だけの支柱では重みに耐えられず、強風が吹くと倒れる危険が高いです。
支柱は必ず横組みも行い、強度を高めるようにします。
支柱を立てたら、支柱と野菜をヒモでしっかり固定します。
キュウリは上に伸びていくように、位置を調節することも必要になります。
キュウリの苗木の数が多いのであれば、大規模な支柱を組み立てましょう。
しっかり地面に刺した縦の支柱を4本以上、横にも支柱を何本も組み合わせ、ヒモで固定して野菜棚を作ります。
野菜棚は頑強な構造であり、強風にもキュウリの重みにも耐えるものとなります。
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