プランター栽培の失敗例|2作目からは土作りも重要

ここ数年、家庭菜園で失敗ばかりを繰り返しています。
はじめてプランターを買って作ったのはバジルで、
その年は豊作とまではいかないものの、収穫することができました。
しかし、その後ハツカダイコン、大葉、ゴーヤ、プチトマト、
ほうれん草など比較的簡単なものを試してみましたが、全て失敗でした。
種から始めたものはほとんど発芽しない、
苗から始めたものは伸びる前に枯れてしまいます。
発芽率が悪いのならば苗、それも育てやすいというプチトマトでと、
特に害虫に強い苗を取り寄せて栽培したことも有りましたが、
それでも収穫できたのは3株で5個という有様でした。
 
ここにいたってやっと、家庭菜園応援番組を見ることにしました。
プランター菜園は簡単だと思って、少し本を借りて読んだだけで
ほとんど勉強していなかったのです。
その番組の読者からのお便りコーナーで、同じ悩みの人からの相談がありました。
原因は簡単。”2年目のプランター”だということです。
プランターでの野菜・果物の栽培方法手順は、
全て『最初から』栽培することを前提に話をしていたのです。
つまり、プランターと土を用意して…という段階からです。
私が失敗しだしたのは2年目からで、
同じプランターで次のものを作ろうとした時からです。
そういう場合は、苦土石灰を入れなければ、
日本の場合雨などの影響で畑の土が酸性になってしまうのだと知りました。
そのせいで、植物に適したpHではなく育たなかったのが原因です。
露地栽培ものの説明では、畑に苦土石灰を撒くところから始まります。
しかし、プランター用に売られている土は既にpHが調整されたものなので、
その部分を省いた説明がどの本や解説にも載っていたため、
ずっと自分の間違いに気がつかないでいたのでした。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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