野菜はいくつかの科に分類されます。ナスはナス科なのですが、ほかにもトマト、ピーマン、ジャガイモなどもナス科になります。科によって特性が似ていたり、かかりやすい病気も似ていたりします。同じ科の野菜を続けて栽培すると生育が悪かったり、病気にかかりやすくなったりすることがあります。これを連作障害といいます。
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植物は大きくいくつかの「科」に分類されます。
野菜はナス科、アブラナ科、ウリ科などが多くあり、
「科」によって特性が似ていたり、 かかりやすい病害虫が共通しています。
ナスはもちろんナス科です。
ナス科の野菜は他にもトマト、ピーマン、ジャガイモがあります。
ナスはインド原産で、強い太陽光と高温を好む野菜です。
一年中暑い熱帯では、季節を選ばず花をつけます。
ナス科植物は一定の葉の数ごとに花を咲かせ、
実をつける性質を備えています。
日本のように四季のあるようなところでは
暑い時期に実がなるようなタイミングで、
苗を作り、樹を大きく育てなければ、うまく実がつきません。
日本で春に植え付ける野菜にナス科野菜が多いのはこのためです。
また、ナス科野菜の共通の病気に 青枯病という土壌伝染性病害があります。
収穫目前にして、急激にしおれ、枯れてしまう厄介な病気です。
いったん青枯病が発生すると、 しばらくその土では、
ナスはもちろんナス科野菜も作れません。
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ジャガイモもナス科なの?というかたは結構多いです。
だからジャガイモの作った後には
ナスやピーマン、トマトは作らないようにしましょう。
このように「科」を知っておくことは
家庭菜園での作業や栽培管理をするうえで有効です。
家庭菜園でこれから栽培しようとしている野菜が
どの科なのか?
どの仲間なのか?
をきちんと把握して栽培計画を立てましょう。
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