暖かくなると、どうしても病害虫が気になる季節となりますよね。
また、夏の暑さは生育障害を起こす可能性がありますので、防暑対策も、
同時に行わなければなりません。
そんな時にお勧めなのが、べたがけ資材です。
これは、ポリエステル・ポリプロピレンなどによって作られる不織布の一種で、
とても細い糸を絡ませて作った、パステイト、パオパオといった商品が代表例です。
また、日石ワリフ、タフベルなどの割繊維不織布などは、
フィルムを細かく割いたべたがけ資材として、人気が高いです。
どちらの場合もとても薄く、1メートルに対し、20グラムほどの軽さです。
野菜の上に直接被せても、全く影響がなく、良い効果だけを得ることが出来ます。
■べたがけ資材のメリット
夏の強い日差し、害虫の飛来を防除するという役割があります。
雨、風は布であることから通しますので、風に飛ばされないように、
裾を土で押さえておくだけで、使うことが出来ます。
特に、アブラムシなどの被害に遭いやすいアブラナ科の野菜などには、
効果的です。育苗時は勿論、畑へ植え替えた後も覆っておくことで、
害虫の防除が可能です。
また、水やり、薬剤の散布はべたがけ資材をかけた上からでも、
充分に行うことが出来ますので、お手入れは楽です。
更に、このべたがけ資材は非常に強い不織布となりますので、
1度使ったべたがけ資材を繰り返し使うことが出来、経済的だと言えます。
スイートコーン、エダマメなどの鳥害の防除などにも使うことが出来、
使い道が幅広いというのも、お勧めのポイントとなります。
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