セルトレイや、育苗箱、ポットなどを使って苗をある程度育てた後、
畑に移し替えて育てる方法を、移植栽培といいます。
育苗箱を使う場合は、本葉が2枚?3枚ほどとなるまでに、
ポットに鉢上げを行い、その後、コンテナや、畑に定植させます。
ポリポットに種を蒔いた場合は、そのまま定植させる方法もあります。
■移植栽培のメリットについて
・苗の管理が行き届きやすい
種まき後は、土が乾燥しないよう、適度に水やりを行う必要があります。
それほど大変な作業と言うわけではありませんが、良く観察することが必要なため、
移植栽培の方が、管理がしやすいと言えます。
また、間引きに関しても同じ事が言えます。
発芽後の間引きは重要なお手入れとなりますが、育苗箱や、セルトレイ、
ポットを使えば、狭い範囲での管理が可能となり、手間が掛かりません。
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・育苗中は、畑で違う野菜を育てられる
家庭菜園の場合、限られたスペースを上手に使いながら、
野菜を育てている人がほとんどかと思います。
育苗中は畑が空くというのは、非常にメリットになるのではないでしょうか?
・露地栽培と比較して収穫が早い
直播きの場合は、発芽の適温に合わせて種まきを行いますが、
育苗箱などを使う方法は、持ち運びが出来るものとなりますので、
発芽にとって良い環境を確保しやすくなると言えます。
直播栽培でなければならない野菜もありますが、多くの野菜が、
移植栽培可能となりますので、上手に取り入れて家庭菜園を楽しんでみてください。
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