私たち日本人は米を主食としますが、植物は、日光と、二酸化炭素、
水の3つを主食としています。
そのため、野菜にとって日当たりや、温度、水やりはとても重要であり、
それによって大きく生長が左右されます。
肥料も重要な要素の1つではありますが、肥料は気象や、
野菜の種類などに合わせて、上手に量を調節して上げる必要があります。
■晴れの日が続くと、土の中の水分が不足します
日照時間が長くなればなるほど、土の水分が不足しがちになり、
肥料が充分に溶け出さなくなります。
すると、マグネシウムやカルシウム、リン酸を野菜が吸収しにくくなり、
さまざまな障害が起きてしまいます。
その代表例が、葉脈の間が黄色くなる現象です。
これはマグネシウム不足のサインであり、肥料を与えるよりも先に、
たっぷりと冠水することが大切です。
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■雨天が続くと、水分によって肥料が流れてしまいます
逆に雨の日ばかりが続くと、土の中の水分が多くなりすぎてしまい、
雨水にのって肥料が流れでてしまうことがあります。
そんな時は、追肥を行うか、多めに肥料を与える必要があり、
必要量が必ずしも、適した量とは限らないのです。
■肥料を施す時期の違いについて
地温が低くなると、野菜の活動自体も低下し、肥料の吸収が少なくなります。
そのため、寒い時期は多くの肥料は不要となります。
日勝の弱い時期に生育させる野菜の場合は、速効性のあるものを、
少なめに与えるようにしましょう。
■肥料が不十分であるかを調べるには?
肥料不足は、野菜を観察することで分かります。
葉の色の落ちなどがその代表例と言えますが、湿度が高すぎて、
根腐れを起こしている場合なども葉の色が落ちますので、見極めも重要です。
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