プランター栽培は、土の容量が限られるだけではなく、
プランター内の温度が上がりやすいため、定期的に水やりを行うことが必要です。
しかし、プランター栽培の失敗の多くは水の上げすぎとなりますので、
水をあげすぎないようにすることも重要です。
プランター栽培に利用する培養土は、粘土質のものを多くすることで、
水持ちや肥料持ちを良くすることができます。
ただしそれは、同時に水はけを悪くすることとも言えますので、
根腐れを起こさないように、充分に注意してください。
野菜が育つためには水分補給が大切と言えますが、
水やりを行う理由は、野菜を育てること以外にもたくさんあります。
例えば、肥料分を溶かし、野菜に吸収させやすくすること、
根っこの出した有機酸、二酸化炭素などを外に流す役割などがあります。
野菜というよりは、根を丈夫にするために重要な事柄なのです。
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家庭菜園初心者の方が良く間違えやすいのは、水やりの目安です。
水やりをする目安となるのは、土の表面が白く乾きだしたころです。
また、与える量は鉢底から流れ出るほどとなります。
流れ出るほど、水をあげるのはあげすぎになってしまうのではないか?
今日は暑かったから、水やりを多くしよう、そういった水やりを行えば、
野菜の生長を阻害してしまうことがあります。
土に水分のある状態を保つことが良いと思われがちですが、
根っこというのは、水分を求めて伸びるものとなりますので、
多少、乾かし気味に育てることが1番なのです。
また、夏の間は日中に水やりを行うと、水の温度が上昇してしまうため、
午前中の涼しい時間帯または、夕方に行うようにします
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