夏場の水やりの注意点|暑いときにはいきなり水をやらない

最近の日本は本当に暑いです。
炎天下の続く毎日であれば、鉢土もすぐにカラカラになってしまいます。

夏場は朝夕2回の水やりが必要なこともあり、お手入れが大変だと、
感じている人も多いのではないでしょうか?

ジョウロでは一度にたくさんの水やりをすることが出来ないため、
散水ホースを使って水やりを行なっている人も多いと思いますが、
蛇口を捻ってすぐに水やりをするのは辞めてくださいね。

夏の日光に晒されているのは、植物だけではなく、ホースもです。
ホース内に前回の水が残っていれば、そのホース内の水が日光により
温められ、熱いお湯として出てしまうこともあるのです。

蛇口も同じですよね。蛇口を捻って水を出したらぬるい!というような
経験をされた方も多いのではないでしょうか?

このため、少しホースで水を出し「冷たい」と感じるまで水やりは
行わないようにしてください。

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最近は散水ホースにも色々な種類の物が販売されています。
ジョウロと同じように出るもの、ジェットなど勢い良く出るもの、
霧状に出るスプレーなど、手元で切替の出来るタイプも多いです。

非常に使い勝手が良く、家庭菜園やガーデニングにもピッタリですが、
ジェット噴射は、非常に作物に良くない水の上げ方です。

ジェットで上げてしまえば、土が跳ね返り葉っぱなどに付けば、
それが元で病害虫に侵されてしまうこともあるのです。

そのため、手元の切り替えのある散水ホースを使っている方は、
ジョウロやスプレーなどになっているかどうかを確認した上で、
使うようにしてください。

このように夏場の水やりには意外と注意点が多くあります。
水やりを行う場合は、その水の温度・散水方法を今一度確認してから、
水やりを行うようにしてください。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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