土寄せの効果を最大限得ることができるのは、肥料を与えた後です。
土寄せを行うと、地中にしっかりと肥料を浸透させることができるので、
野菜の根から、しっかりと肥料を吸収します。
一般的には、マルチングや、種まき、定植と同時に行いますが、
上記のケースの場合は、生育中に行うことになります。
また、マルチングをすると、泥の跳ね返りを抑えることができるので、
株元に土寄せをしない方が、マルチングの効果を得ることができます。
病気や害虫が発生した場合も、土寄せの効果はあまりありません。
かえって、病害虫の被害を増やすことにも繋がってしまいますので、
こういった場合は、土寄せを行わないのが無難です。
■土寄せの作業に使う道具
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ニンジンは、数回の間引きと追肥を繰り返し行いながら、普段食べている、
根の部分を育てていく野菜です。
はじめのうちは、株と株との間が狭いので、土寄せは手で行いますが、
間引き後は、小さな熊手や、移植ごてなどを利用すると良いでしょう。
また、数回の間引きを経てそれ以上の株間になった場合は、
クワなどを使って、土寄せを行うと、とても便利です。
このように、土寄せは、それぞれの野菜の育てている環境に応じて、
行う場合と、行わない場合とがあります。
また、土寄せを行う場合も、間引きの状況などにより、方法が異なりますので、
使用する道具についても、覚えておくと良いかと思います。
土寄せは、タイミング良く行えば、非常に効果的な作業の1つです。
上手に家庭菜園の作業に取り入れていってみてください。
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