野菜を育てる上で、「発芽」という言葉を良く耳にすると思いますが、
発芽というのは、どういう事を言うのか、正しく知っている人は少ないと思います。
まず、発芽についてですが、多くの人はただ芽が出ることと解釈しますが、
具体的には、休眠期だった種が起きて生長を開始し、種子を破って、
根を出したことを、発芽と言います。
■種が発芽するのに重要となるポイント
種は発芽するのに、それぞれ条件があります。
特に重要なのは、温度、水、酸素の3つであり、その後、光などが続きます。
・発芽に適した温度とは?
発芽に適した温度は、野菜によって、品種によって違います。
レタスなどの低温性野菜は18度?20度となりますが、高温性野菜である
トマトなどは、25?28度の温度が必要です。
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種まきの時は、野菜の発芽適温と、その時の昼間の温度を考え、
適期となる時期に、種まきを行えるように調整しましょう。
・水分と酸素が必要となるのは何故か?
種を休眠期より起こすのに重要となるのが、水分と酸素です。
乾燥すると、発芽率が悪くなったり、時期が遅くなる傾向にあるため、
種まき後は、充分に水やりを行うようにします。
また、適度な酸素が必要となるので、水分量が多すぎるのは逆効果です。
野菜も呼吸をして生長しますから、水分で呼吸ができなくならないよう、
注意しましょう。
・光と発芽の関係性
絶対に発芽には光が必要というわけではありません。
好光性種子と、嫌光性種子の2つがあり、好光性種子である場合は、
日光が必要となります。
種袋のウラ面には、詳しい説明が記載されていますので、
種購入後は、ひと通り、説明を読んだ上で栽培をはじめましょう。
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