家庭菜園をはじめる場合、そのスペースに悩む方も多いです。
しかし、最近ではアパートやマンションのベランダなどで栽培出来る
野菜も多くありますので、家庭菜園を始めやすくなりました。
ベランダ栽培では、畑をつくるのではなくプランターを使って、
栽培を行うわけですが、畑での栽培と比べ難易度も高くないため、
初めて家庭菜園を行う方にもピッタリです。
地植えする菜園とベランダ菜園の大きな違いは土です。
ベランダで家庭菜園を行う場合は、鉢やプランターの中のみに土を
使いますので、本来の家庭菜園よりも土を使いません。
土というのは、菜園を成功させるために非常に重要な部分です。
良い土が多ければ多いほど、水分がしっかりと蓄えられますので、
根っこがぐんぐん伸び、食物も健康に育てることが出来るのです。
プランターでの栽培の場合は、なるべく深さのあるプランターを使い、
植物の根っこの張るスペースを多く取ってあげると良いでしょう。
ベランダ菜園のメリットは水やりにあります。
水やりの回数は夏場で2回、春や秋は1回ほど行わなければ
なりませんので、広いスペースがあればあるほど時間もかかります。
ベランダ菜園の場合は、ベランダに出るだけで水をあげれますし、
スペースも小さいので忙しい方でも上手に育てることが出来るのです。
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また、灌水装置付きの鉢というのも販売されています。
灌水装置付きの鉢というのは、底に水をためておくタンクがあり、
それが毛細管現象によって、土へ自動で供給してくれるのです。
種類も豊富なので一概には言えませんが、夏場の水やりであっても、
1週間に1度ほどの水やりで賄えるので、忙しい方でも、
家庭菜園を楽しむことが出来ます。
また、旅行や出張などで家を開けなければならない時なども、
灌水装置付きの鉢は非常に活用されます。
スペースなどの問題を抱えるベランダ栽培は、大変な部分もありますが
それ以上にメリットも多くあります。また、心配される病害虫も、
地植えと比べて少ないんです。
これは、害虫がある程度の高さ以上まで飛べないためです。
アパートやマンションの高層部であれば、尚、害虫にやられにくいです。
土や苗に病害虫が既に付いてしまっていた場合などは仕方ないですが、
環境によって被害をうけるというのは、軽減することが出来ます。
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