徐々に寒さが厳しくなってくると、露地栽培していたものは、冬枯に入り、
家庭菜園では、作ることの出来る野菜・収穫できる野菜の種類が限られてくるようになります。
この頃は、家庭菜園での楽しみが半減してしまう人も多いようですが、
南に面した比較的、日当たりが良い庭先や、ベランダなどを利用すれば、
プランター栽培を楽しむことが出来ます。
畑より温かく、部屋にも近いこの場所は、管理する私たちにとっても、
非常に栽培しやすい場所と言えます。
マルチングなどをした場合の管理も、目が行き届きやすいと言えますので、
積極的に、ベランダ菜園をはじめてみてはいかがでしょうか?
注意しなければいけないのは、そのスペースと収穫量です。
ベランダで栽培することの出来る野菜といっても、少量の収穫しか見込めませんので、
その収穫量を考えながら、野菜を選ぶことも必要となります。
また、種まきよりはじめるのは収穫までの日数を要しますので、
ホームセンター、園芸店、通販サイトなどで、野菜の苗を入手すると良いでしょう。
この時期のベランダ菜園に適した種類は、葉ネギ、アサツキ、ミツバ、
セリ、クレソンなどです。どれも、収穫量が少しでも家庭の食卓に重要となる
野菜ですので、お勧めです。
また、ハーブにもさまざまな種類がありますので、そちらを使うのも有効です。
どれを選ぶにしても、出来るだけ丈夫に育っているものを入手したいところです。
管理としては、葉色、茎の伸びなどの状態を毎日観察することや、
置き場、フィルムを使った被覆と保温方法などを考えていくことです。
また、週に1度ほどは液体肥料を薄めて追肥すると良いでしょう。
収穫は、地上部を刈り取るようにして、伸びてきたら随時収穫をします。
こういったベランダ菜園も1つの家庭菜園の楽しみとして、取り入れてみてくださいね。
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