家庭菜園の初心者が野菜作りを楽しむ方法

放射能の問題などにより、食の安全が見直されています。
特に野菜に関しての安全を問う人も多く、自宅で無農薬野菜を栽培
しているという人や、宅配で安全な物を購入しているといった人も居ます。

家庭菜園は、自宅にあるスペースを使って安心・安全な野菜を、
簡単に作ることが出来ますが、失敗してしまうケースも多く、
家庭菜園を諦めてしまう人も居るのです。

■家庭菜園は意外と敷居の低いものなんです

家庭菜園というと、スコップ・プランター・土・苗・マルチ・支柱など、
本当に色々な道具が使われているため、それを購入するだけでも、
大変だという人が居ます。

また、庭の一部を畑としなくては出来ないといった悩みなど、
スペースの悩みを抱えている人も多いです。

しかし、意外と家庭菜園の敷居は低く、ベランダなどのスペースでも、
家庭菜園は行うことが出来ます。また、最近では培養土の袋自体を使い
栽培をするものなども販売されています。

プランターの代わりとして、発泡スチロールの箱や、ヨーグルトなどの、
空き容器、ペットボトルなどを使っても十分栽培出来るのです。

ただし、家庭菜園は環境の違いにおいても大きく異なります。
勿論、肥料や土、水やりの方法や正しいお手入れなどは前提ですが、
それ以上に、家の環境によって育ち方が異なるのです。

例えば、あまり日光の当たらない場所で家庭菜園を行なっても、
やっぱり上手に育てることは出来ません。
そういった条件も見ておくことが必要です。

道具を買い揃えて本格的に家庭菜園をやってみようと構えずに、
まずは、それまでに家にあった物などを上手に利用してみるのも、
家庭菜園ならではの醍醐味と言えます。

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■土や肥料のブレンドは中級者以降からで十分です

家庭菜園をやるにあたって、インターネットの情報や書籍などを見て、
方法を覚える人も多いと思いますが、その野菜1つ1つで、土のブレンド
肥料の種類は異なりますよね。

確かに間違いを書いている書籍などは、ほぼないと言えますので、
きちんとその本に忠実に進めれば上手く行く可能性は、上がるかも
知れません。

しかし、最近では野菜用の土が販売されているなど、初心者でも、
簡単に栽培が始められるようなグッズが販売されています。

野菜の生育にちょうど良い、チッソ・リン酸・カリがブレンドされている
ものが元々売られていますので、そちらをまずは利用してみましょう。

■種からはじめる楽しさもありますが、苗からの方が易しいです

確かに、種からはじめてこそ家庭菜園だ!と思う人も
居るかと思いますが、初心者の内は苗から始めることがお勧めです。

既に苗までは健康に育っているものを植えるわけですから、
失敗も少なく、収穫の楽しみを味わいやすいと言えます。

種から苗を作るというのは難しいともされていますので、
最初は苗から何でも作れるようになってから、種からの栽培に、
チャレンジしてみると良いのではないでしょうか?

苗を育てる作業は、苗から育てる場合と違った楽しみもあります。
間引きした葉っぱなどはその時に食べることも出来ますので、
ぜひ、こちらの楽しみも味わってみてくださいね。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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