家庭菜園が流行となっている背景には、節約ブームが
絡んできています。家庭菜園で育てたものは、お花などと違い、
単に観賞用と言うわけではなく、食卓に並べることが出来ます。
勿論、それなりの手間は必要となりますが、家族の多い家では特に
家庭菜園で賄った野菜のお陰で食費を大幅に節約出来るといった
メリットがあります。
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しかし、家庭菜園はそれなりの準備が必要となりますし
準備がきちんと整っていても、上手に育てられない事もあります。
ですから、初心者の内は肥料・道具・土・プランターなどを準備するため
お金が必要となり、野菜を買ったほうが安かったという意見や、
お手入れを怠ったつもりはないのに、上手く収穫できなかった、
といった意見が良く聞かれるのです。
新しいことをはじめるのには、ほとんど費用が必要です。
家庭菜園は勿論、釣り・登山・ジム・習い事、ある程度は仕方ないと
割り切るしかないのかも知れません。
しかし、家庭菜園の場合は家にあるもので代用出来るものも
たくさんあるのです。
例えば、食品に入っている乾燥剤がありますよね。
「食べれません」と明記されている乾燥剤は、植物の肥料に
最適なものです。
乾燥剤を使う場合には水に付けておいたものを土に混ぜて
使うと良いでしょう。
また、揚げ物に使った残り油も栄養となります。
株元から少し離して少量をまけば、油粕を入れたのと同じことです。
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コーヒーのカスや茶殻も同様です。
土に混ぜて使えば肥料の代わりとなります。茶殻を煮だして覚ませば、
液体肥料となり、植物が元気になるのです。
コーヒーのカスは土に混ぜておくと、害虫予防となります。
最初の植え付けにはコーヒーカスを入れておくと良いかも知れません。
このように家庭で出たゴミが必要となる事も多々あるのです。
知っているのと知らないのでは、かかる費用にも差が出てきますよね。
節約のためにと家庭菜園をはじめたいという方は、
こういったゴミから肥料を使うのも1つの節約方法と言えます。
また、家庭にあるもので害虫の予防も出来ます。
勿論、大量に発生してしまった場合などは農薬・薬剤が必要ですが、
「予防」という点では十分に効果を感じられます。
まず、ナメクジの予防方法ですがこれにはビールを使います。
浅めの容器にビールを少し入れ、植物の根元に置いておくのです。
すると、ビールに釣られたナメクジがビールの中で溺死します。
次にアブラムシですが、これにはアルミホイルを使用します。
植物の株元や茎に巻きつけるようにアルミホイルをします。
アブラムシは光を嫌うため、アルミホイルで反射している植物には
寄り付かなくなるという効果が得られるのです。
すでにアブラムシが発生している場合には、牛乳を倍に薄め、
スプレーすると良いとされています。
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