農薬の散布で近隣のご迷惑にならないために

薬剤の散布は、近隣の住宅の方々に迷惑が掛からないよう、
朝の早い時間帯、風のない日に行なってください。
風の強い日に行えば、思いがけず薬剤が広範囲に飛散することになります。
また、午前中などになると、洗濯物を干しているご家庭の迷惑になるので、
出来るだけ早朝の風のない日に行うようにしてください。
また、散布機器としてドリフト低減ノズルなどが市販されています。
こういったものを使えば、飛散を抑制することが出来ますので、
住宅地での家庭菜園には、活用してみてください。
■近隣のご迷惑にならないために
民家が近くにある場所などの場合は、事前に散布日を指定すると良いでしょう。
天候によって出来る日、出来ない日が変わってきますので、
そういった趣旨も伝えておくと、トラブルなく、薬剤の散布が行えます。
また、場所によっては作物のつるなどが迷惑になる場合もあります。
そういったところも全て含め、近隣のご迷惑にならないようにします。
■ペットに対する配慮も忘れないこと
ご自宅、近隣の住宅合わせて、ペットへの配慮も忘れないようにします。
犬や猫などのペットはもちろんのこと、庭の池に鯉や金魚などを
飼われている方もいます。
こういった配慮も、絶対に忘れてはいけません。
出来るだけ、家庭菜園の中のみに飛散するようにしてください。
また、散布後は、人の出入りが出来ないようにも配慮してください。
小さなお子さんの多い住宅地の場合は、特に気をつける必要があります。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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