ゴキブリやハエ、カの退治には、スプレータイプの殺虫剤がありますが、
家庭菜園の害虫駆除として用いられる薬剤は、このような即効性はありません。
瞬間的に駆除をするのではなく、約1日?3日ほどの時間を掛けて、
じわじわを効果を発揮するものとなりますので、散布時にたくさん掛けて、
死ぬまでやるというのは、正しい散布方法ではありません。
死ぬまで散布する方法というのは、薬剤の使用量を多くしてしまう
原因ともなりますので、出来るだけ、散布量が少なくなるよう、
正しい使用法を守ってください。
害虫の多くは、葉の裏側に生息していることがほとんどです。
そのため、上から見たのではなかなか分かりにくいと言えますが、
薬剤散布の際は、それを考えた上で散布するのが効果的です。
スプレータイプのものであれば、ノズルを上向きにして葉の裏側に対し、
薬剤を散布するようにします。
下の葉より順番に上へ行き、全体的に散布できるようにします。
ただし、害虫ではなく病気の場合、葉の表面に起こりやすいので、
しっかりと、葉の表面にも行き渡るように散布してください。
噴霧器を使用して薬剤を散布する場合は、霧状になるように調節すると、
薬剤のムラなく、少量で全体的に散布することができるようになります。
液がタラタラと垂れるくらいまで、全体的に掛けます。
このようにすれば、効果的に薬剤の効果を全体で感じることができます。
基本的には、葉の裏側を中心とし、最後に表面に掛けて終わるのが良いでしょう。
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