野菜を育てる上で、1番注意したいのは連作障害です。
基本的な連作障害の対処は、連作とならないように輪作して育てる、
予防法となりますので、連作障害が起きないよう、畑の使い方に注意してください。
■輪作のメリットとは?
輪作は、前作の時に偏った土壌成分の偏りを調節する効果があります。
また、さまざまな野菜を育てることで、さまざまな菌がはたらきだすことになるため、
土壌成分をしっかり根に吸収しやすい、環境を作り出すことができます。
また、科の違うものを育てれば、かかりやすい病気も変わってきます。
輪作は、前作に発生した病害虫を予防する効果も備わっています。
■連作障害を予防する、その他のコツ
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・ウリ科の野菜や、ナス科の野菜を育てる時は接木苗を使用する
連作障害に強い品種などの接木苗を使えば、連作障害を予防することができます。
また、苗から育てることにより、管理も楽になるメリットがあります。
・アブラナ科の野菜は、耐病性のある品種を選んで育てる
アブラナ科の野菜は、根こぶ病になりやすいと言えます。
そのため、根こぶ病に耐性のある「CR」と書かれた品種を育てるようにします。
・前作の土壌の中に、菌がないようにする
前作の土壌内に病原菌・害虫がいる場合がほとんどですので、
土壌の消毒を行なって、土壌伝染を防ぐ方法があります。
・コンパニオンプランツを有効活用する
近くに育てることで、双方にメリットが生まれる植物のことを、
コンパニオンプランツです。
センチュウ予防には、マリーゴールドなどを近くに植えると良いでしょう。
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