コンパニオンプランツを利用する|上手に組み合わせて栽培計画をたてよう

コンパニオンプランツとなる作物を上手に活用すれば、
野菜づくりにおいて、薬剤の散布を減らすことができます。

■コンパニオンプランツとは?

コンパニオンプランツというのは、異なる野菜や草花と一緒に育てることで、
良い効果を生み、生育を良くすることができる相性の良い植物のことです。

コンパニオンプランツは、互いに相乗効果を得られるものばかりではありませんが、
どちらか片方の植物の、病害虫の防除策となるなど利益を生むものです。

■何故、コンパニオンプランツの関係性ができるのか

植物の根や、その植物を植えた土には、微生物がたくさんみられます。
それは、その植物より分泌される物質によって、種類も変わってきます。

同じ植物ばかりを連作すると、決まった微生物しか増えて行かないため、
土の中のバランスは乱れやすく、土壌障害が起こりやすいです。

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しかし、コンパニオンプランツ、相性の良い植物を隣に植えることで、
分泌される物質が微生物のバランスを整える効果を生み出し、
結果的に土壌障害を起こりにくくすることができるのです。

■コンパニオンプランツとよばれる植物

ネギには、ウリ科の野菜を一緒に植えると効果的です。
キュウリやメロン、カボチャ、マメ科のエダマメなんかも良いとされます。

しかし、ネギとレタスやキャベツなどは、逆に相性が悪く、
生育を悪くする恐れがありますから、充分に気をつけたいところです。

このように、コンパニオンプランツにもさまざまな組み合わせがありますから
野菜の栽培計画を立てる時には、このようなことも参考にしてみてください。

次へ⇒コンパニオンプランツ一覧

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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