コンパニオンプランツとなる作物を上手に活用すれば、
野菜づくりにおいて、薬剤の散布を減らすことができます。
■コンパニオンプランツとは?
コンパニオンプランツというのは、異なる野菜や草花と一緒に育てることで、
良い効果を生み、生育を良くすることができる相性の良い植物のことです。
コンパニオンプランツは、互いに相乗効果を得られるものばかりではありませんが、
どちらか片方の植物の、病害虫の防除策となるなど利益を生むものです。
■何故、コンパニオンプランツの関係性ができるのか
植物の根や、その植物を植えた土には、微生物がたくさんみられます。
それは、その植物より分泌される物質によって、種類も変わってきます。
同じ植物ばかりを連作すると、決まった微生物しか増えて行かないため、
土の中のバランスは乱れやすく、土壌障害が起こりやすいです。
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しかし、コンパニオンプランツ、相性の良い植物を隣に植えることで、
分泌される物質が微生物のバランスを整える効果を生み出し、
結果的に土壌障害を起こりにくくすることができるのです。
■コンパニオンプランツとよばれる植物
ネギには、ウリ科の野菜を一緒に植えると効果的です。
キュウリやメロン、カボチャ、マメ科のエダマメなんかも良いとされます。
しかし、ネギとレタスやキャベツなどは、逆に相性が悪く、
生育を悪くする恐れがありますから、充分に気をつけたいところです。
このように、コンパニオンプランツにもさまざまな組み合わせがありますから
野菜の栽培計画を立てる時には、このようなことも参考にしてみてください。
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