タマネギの原産地は中央アジアです
地中海沿岸ともいわれます。
タマネギは古代エジプトで栽培され、ギリシャでは紀元前10世紀、
ローマでは紀元前5世紀に栽培されていました。
旧約聖書や千夜一夜物語にも
タマネギを食べたり精力剤にする話がいくつか出てきます。
ただしヨーロッパ一帯に広まったのは、16世紀からです。
タマネギが日本に入ってきたのは明治時代になってからです。
タマネギには独特の辛味と香りが疲れや不眠症に
効果があると言われています。
タマネギの主成分の硫化アリルは水に溶けやすく、
熱が加わると甘味成分に変化してしまいます。
この成分を残して調理するためには、
タマネギをきざんで1時間以上放置してから調理するのがよいそうです。
硫化アリルはビタミンB1の吸収をよくする働きがあります。
米食中心でビタミンB1の不足しがちが日本人には、
タマネギは欠かせない野菜といえます。
たまねぎはニンニクやラッキョウなどの仲間です。
ニンニクの匂いが苦手の人はタマネギで代用するのもよいでしょう。
タマネギは暑さに弱いので、
家庭菜園では秋涼しくなってから種をまくのがよいでしょう。
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野菜名
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科名
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原産地
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タマネギ
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ユリ科
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中央アジア
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学名
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英名
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和名
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Allium cepa
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onion
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玉葱
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種まき時期
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定植時期
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収穫時期
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9月中旬
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10月下旬-
11月下旬 |
3月-5月
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種子の光反応
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土壌適応性
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暗発芽種子
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土質の適応性は広いが、土壌水分に富む粘質土壌でよく生育し、乾きやすくて軽い火山灰土壌での生育はよくない。 | |
発芽温度
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最低温度
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発芽適温
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最高温度
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4℃
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15-25℃
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33℃
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生育温度
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最低温度
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生育適温
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最高温度
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5℃
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15-25℃
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28℃
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うね幅
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条数
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株間
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60cm
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2
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10cm
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10a当たりの
定植本数 |
10a当たりの
播種量 |
20ml当たりの
種子粒数 |
20000-30000本
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4-6dl
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2500
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