キャベツの栽培ポイント
キャベツは苗が一定の大きさになったときに、
15℃以下の低温に一定期間あうと、
花芽ができ結球せずに花が咲いてきてしまいます。
キャベツは品種によって適期のタネまき時期を守り、
適切な大きさの苗で越冬させることが大切です。
キャベツの苗を軟弱にしないためには
光と風を利用とします。
光と風はキャベツの苗を丈夫にするだけでなく、
キャベツの病害防除にも重要な役割をします。
温度が高い時期のキャベツ育苗では、
温度が上がりすぎないように
キャベツに日よけする必要があります。
その場合、とくに温度が高くなる時間帯だけ
キャベツに日よけをし、できるかぎりキャベツ苗に
光を当ててやります。
野菜名 |
科名 |
原産地 |
キャベツ |
アブラナ科 |
ヨーロッパ西海岸地方原産 |
学名 |
英名 |
和名 |
Brassica oleracea |
cabbage |
甘藍(かんらん) |
種まき時期 |
定植時期 |
収穫時期 |
8月上旬? |
9月上旬? |
11月下旬? |
種子の光反応 |
土壌適応性 |
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明発芽種子 |
土壌適応性は広い |
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発芽温度 |
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最低温度 スポンサーリンク |
発芽適温 |
最高温度 |
2?3 |
20?25 |
35 |
生育温度 |
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最低温度 |
生育適温 |
最高温度 |
5 |
15?20 |
28 |
うね幅(cm) |
条数 |
株間(cm) |
60 |
1 |
30?40 |
10a当たりの |
10a当たりの |
20ml当たりの |
4000?5500 |
60?80ml |
3000?4000 |
花芽分化 |
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平均気温14℃以下、最低気温10℃以下の温度に感じて花芽分化する。平均気温5?9℃で最も感応する。品種によってかなり差がある。 |
キャベツの健康効果
キャベツはビタミンK、ビタミンUを豊富に含み、
通風の発作の予防効果があります。
ミネラル(硫黄、塩素)による
胃腸の消化・吸収の補助、
むかつき予防になります。
やけどにはキャベツの葉をもんで
患部に貼ると効果があります。
よいキャベツの選び方
キャベツの巻がかたく、ずっしりとして重く、形のよいもの
キャベツの芯の切り口が新しいもの
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