トマトの栽培・育て方|連作障害に注意!

トマト トマトの育て方

トマトは学名でLYCOPERSICON ESCUIENTUM、
食用になる「狼の桃」、フランス語では「愛のリンゴ」、
イタリア語では「黄金のリンゴ」
と呼ばれているナス科の野菜です。

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トマトの原産地は南米で、
日本では観賞用として栽培されていました。
現在のトマトの先祖は”チェリートマト”
といわれるミニトマトと考えられます。

トマトが最初に日本に入ったのは
ヨーロッパから中国を経て
7世紀に導入されました。

本格的には、明治に入って
アメリカやイギリスから
導入され試作されました。

トマトが大衆的な野菜になったのは
第2時世界大戦前後からです。

明治以降、洋食化に伴い、
トマトケチャップの普及で食用になりました。
完熟トマトはビタミンの宝庫とも言われています。

加熱して食べると甘味がひきたちます。

緑黄色野菜であるトマトは、
各種ビタミン、ミネラル等を
バランスよく含んでいるので、
ガン予防、細胞の老化を防ぎ、
動脈硬化を予防します。

特に注目されるのは

ミネラルのカリウムが
230mg/可食部100g
含まれていることです。

カリウムにはナトリウムのバランスをとって高血圧を予防する効果があります。

【トマト栽培のポイント】

家庭菜園のトマト栽培で
元肥にチッソが多過ぎると、
初期生育が旺盛になって、
第1-第2花房落花を誘うことになります。

トマト栽培では元肥のチッソは控えめにして、
追肥で調整するようにしましょう。

また、トマト苗の定植適期の目安は
一番花が一部咲き始めた頃です。

これより若苗だと吸肥力が強くなりがちで、
落花や石炭欠乏症につながり易くなるので
注意が必要です。

トマトは連作障害が出やすいので
トマト、ナス、ピーマンの跡地には
3?4年つくらないようにしましょう。

野菜名

科名

原産地

トマト

ナス科

南アメリカ原産

学名

英名

和名

Lycopersicon esculentum

tomato

 

種まき時期

定植時期

収穫時期

3月中旬?
4月中旬

4月下旬?
5月下旬

6月?

種子の光反応

土壌適応性

暗発芽種子

土壌適応性が広い
pH6.4くらいが最適
過湿に弱い

発芽温度

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最低温度

発芽適温

最高温度

15

25?30

35

生育温度

最低温度

生育適温

最高温度

10

昼間25?30
夜間10?15

40

うね幅

条数

株間

180

2

40?50

10a当たりの
定植本数

10a当たりの
播種量

20ml当たりの
種子粒数

2400

60?80ml

1600

花芽分化

播種後25?30日前後、本葉3枚展開、葉が8?9枚分化ころに花芽分化し第一花房をつける。花は両全花で自家受精。

⇒トマトの植え付け後の手入れ

⇒トマトのプランター栽培

⇒トマトの種類

⇒トマトが上手に育つコンパニオンプランツ

⇒イタリアントマトの育て方

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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