メロンは、樹勢の強さに大きく生育が左右されます。
強すぎても、弱すぎても、結実が見られなくなってしまいますので、
実がつくまでの管理は、しっかりと行いたいものです。
土作りとしてできるのは、有機質肥料をしっかりと施すこと、
化成肥料は控えめにすることが大切です。
また、スイカ同様、高温性となりますので、夜間でも18度?20度、
日中は28度?30度が生育適温となり、それ以下では生育が難しくなります。
そのため、植え付け時は地温を高め、充分に気温が高くなってから行いましょう。
植え付け後は、やや乾燥気味に水やりも控えて行いますが、
実の付いた後は、追肥、水やりを本格的に行い、実が充分生長するように促します。
メロンの育て方は、地這栽培、立体栽培のどちらも可能です。
しかし、地這栽培はスペースをある程度確保する必要があるので、
家庭菜園では、狭いスペースでも育てられる支柱を使った栽培がおすすめです。
育てる過程で気をつけたいのは、雨による影響です。
ビニールトンネルや、雨除け資材を使用して、降水の対策を行いましょう。
メロンの糖度は、光合成が上手く行われるかに掛かっています。
そのため、収穫を迎えるまで葉が健康であることが、糖度の高さに比例します。
メロンにもさまざまな品種があり、それによって異なりますが、
1つの実に対して約7?8枚程度の健康な葉が必要となりますので、
それに合わせて摘果を行うというのも、甘いメロンをつくる、
重要なポイントとなります。
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