メロンには、露地栽培にも適したマクワウリ、温室栽培に適した
マスクメロンなど、多くの品種がありますが、家庭菜園には、
一代交配種(F1)となるメロンがおすすめです。
このメロンの苗は、カボチャを台木としているので、つる割病や、
土壌病害に強く、育てやすいメリットがあります。
しかし、接木苗は通常の苗と比べて、品質は落ちると言われています。
ネット型メロンは、温室栽培に適したマスクメロンが有名ですが、
基本的に1株に1つの果実しか付けられないため、値段もお高いです。
このマスクメロンは正式にはムスクメロンとされ、香りの良いメロンとして知られます。
このメロンの特徴的な網目は、実は傷跡であることをご存知でしたか?
メロンは果肉の成長段階で、果皮をバリバリと割ってしまうので、
それを補う、かさぶたのようなものがネットなんです。
また、メロンにまつわる話の1つとして、生活習慣病に効果があると
言われています。特に赤肉のメロンはこの効果が高く、
カリウム、ベータカロチンをたくさん含んでいます。
更に、血液の凝固を予防し、動脈硬化、脳梗塞にも良いとされる、
アデニシンが含まれているので、生活習慣病の気になる世代にもおすすめです。
メロンの栄養素は、種をとる時に一緒に捨ててしまうことの多い、
わたの部分に多く含まれているので、種は捨ててしまうのが良いですが、
この部分も綺麗に食べることで、より、栄養素を摂取することができます。
是非、収穫後のメロンはそうして食べてみてくださいね。
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