ミズナは、他の漬け菜と比べて、分枝性の強い野菜です。
大株に育て上げたミズナは、600?1000枚もの、根出葉が出るとも、
言われます。
ミズナの別名、「千本水菜」「千筋菜」は、ここから来ています。
以前は、大株まで育て上げるのが一般的でしたが、現在は、
子株に育てて、サラダに入れる方法も、広く親しまれています。
大株に育ったミズナは、鍋物や、漬物に適していて、
関西の「ハリハリ鍋」には、欠かせない野菜と言われます。
子株のミズナは、サラダ野菜として適しています。
シャキシャキとした食感も良いところですが、あくがなく、
味に癖がないので、さまざまな調理に適しています。
それでいて、ビタミンAやビタミンC、カルシウムや、鉄分なども、
豊富に含まれていると言いますから、家庭菜園では、
健康のためにも、是非、取り入れたいですよね。
子株のミズナは、春?秋までが種まきの適期です。
春まきも、秋まきも、大体、40日前後で収穫することができます。
夏まきは、大体10日短い、1ヶ月程度で収穫ができます。
鍋物に利用する大株のミズナは、秋まきが適しています。
12月?2月に収穫することができるので、鍋物の季節とも、
上手くマッチします。
大体、500グラムより順次収穫を始め、1?2キロくらいまで育てます。
目安は、高さ35センチほど、直径が30?40センチになるまでです。
他の漬け菜は、冬の寒さに当たることで甘みが増したり、
柔らかくなると言われますが、ミズナは、柔らかくならないので、
冬でも、シャキシャキとした食感が楽しめます。
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