整枝、摘心を忘れずに行うこと
冬場は、生育の落ちる期間ですので、株はほとんど大きくなりません。
しかし、気温が徐々に上昇しはじめると、株は生長していきます。
株の大きさに変化が現れるようになった頃に、肥培管理をはじめましょう。
草丈約30センチほどになりましたら、追肥を行います。
防寒対策として敷いたワラを一度どかし、株元に施してワラを戻します。
次は草丈約40センチころになったら、整枝を行います。
この頃には、1株より10本以上茎が出ていると思いますが、
大きいものより残し、6本-7本程度にします。
間引きを行う際は、地際よりハサミなどでカットします。
更に草丈約70センチほどになりましたら、実を充実させるため、
先端より10センチ-15センチのところで、摘心します。
その後、倒伏防止のため、四隅に支柱を立てて、
ひもで囲みます。倒れにくくなるほか、広がりにくくなる作業ですので、
必ず行なってください。
■ソラマメの病害虫の防除
生長の盛んになる頃には、アブラムシの被害にあいやすくなります。
マメ科の野菜を好むアブラムシは、吸汁し、株を弱まらせますので、
被害が拡大しないように、見つけ次第、捕殺を行なってください。
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また、アブラムシ用の殺虫剤の使用も効果的です。
更に予防として、アブラムシの嫌う、反射効果が期待できる、
シルバーマルチを使用して、飛来を防ぐのも良い方法だと言えます。
何にせよ、早期発見、早期の対処が肝心だと言えます。
⇒ソラマメの収穫について
⇒ソラマメの栽培のポイント
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