ソラマメは、幼苗期のまま、越冬させるのがポイントです。
そのほか、いくつかの栽培のポイントがありますので、まとめて、
紹介させていただきます。
■種は、「おはぐろ」を斜め下方向に向けて蒔く
ソラマメは、種まきの時の、種の向きが重要となります。
ソラマメの種を良くみてみると、黒い筋があると思いますが、
これを、おはぐろと呼んでいます。
種を蒔く時には、このおはぐろを斜め下方向に向けて、
少し見える程度に浅く、行うようにします。
これは、おはぐろより、皮が裂けて根と芽が出るために行うべきことです。
方向を間違うと、根と芽が逆方向へ進み、生育を阻害することもあるので、
事前に種を良く見て、育てるようにしましょう。
また、直播栽培よりも、一度、ポリポットに種を蒔いた後、
育苗して定植する方法が一般的です。
■ソラマメは、連作障害に注意して育てること
ソラマメは、連作障害の起こりやすいマメ科の野菜です。
4年?5年は、マメ科の野菜を育てていない場所で栽培するようにしましょう。
連作障害が起こってしまった場合は、生育が悪くなるほか、
収穫量が極端に少なくなることもありますので、充分に注意して育てましょう。
■土作りの前には、土壌酸度を測定して、調節を行う
ソラマメは、pH6.5程度の弱酸性を好みますので、
酸性土壌とならないように充分気を付けてください。
土壌酸度計があれば、そちらを用いるのが安心です。
その数値に併せて、石灰で調節を行いましょう。
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