サトイモの原産地と日本での歴史|主なサトイモ品種

サトイモは、縄文時代より日本にて食べられている野菜ですが、
原産地は東南アジアです。熱帯アジアの方では、主食でもある、
タロイモ類の1つの品種群で、そのうち、最も北にて栽培されているのがサトイモです。
ヤマイモの語源は、「山にて採取できるイモ」にあります。
サトイモも同じく、「里にて採取できるイモ」としてこの名前がつきました。
日本では、煮物料理に使用されるのが一般的ですね。
東北地方には『芋煮会』と言う、しきたりもあるようですから、
いかに古くから、親しまれている食材であるかが分かります。
サトイモは、ジャガイモと同じように収穫したてのものほど、
甘みがあって、美味しいと言われています。煮物も良いですが、
焼いても、ふかしても美味しいものですから、家庭菜園で育てる時は、
是非、採りたて新鮮なサトイモを、さまざまな調理法で味わってみてください。
また、サトイモは、縁起物でもありますから、
お正月の料理などにも使われています。
タロイモ類は、約200種類あると言われています。
その種類はさまざまで、子イモを食用とする品種や、
子イモ、親イモの両方を品種とする品種、親イモのみを食用とする品種、
葉柄の芋茎(ずいき)を食用とする品種の4つの系統があります。
主な品種は以下の通りです。
・子イモを食用とする品種
土垂(どたれ)、石川早生(いしかわわせ)
・親イモ・子イモを食用とする品種
セレベス、八つ頭、唐の芋
・親イモを食用とする品種
タケノコ芋、タイモ
ホームセンターや、通販サイトにてそれぞれ購入できますが、
種芋は、お近くのJAや種苗店にて手に入れるのがおすすめです。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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