夏の厳しい暑さの頃に植えた根深ネギは、徐々に涼しくなることで、
高さ、太さともにぐんぐん生長していきます。
最も、生長するのは9月下旬?10月頃です。
この生長期の管理をしっかりすれば、形が良く、品質の高い、
根深ネギを収穫することが出来ます。
この頃に必要な主な管理は、追肥と土寄せの作業です。
追肥は、生育中期頃までに重点的に、生長をサポートするために与え、
土寄せは、それ以降の生育後期に行うのがポイントです。
早いうちより土寄せをはじめてしまうと、根深ネギは軟弱化して、
その後の生長が悪くなってしまうこともありますので、注意してください。
1回目、2回目の追肥は、植え溝のところに肥料を施します。
軽く上の土と混ぜながら、溝に落とすようにして追肥を行なっていきます。
葉鞘部は、埋めないように気をつけてください。
3回目以降の追肥は、ネギの姿として大きく育っている頃ですので、
葉の付け根付近まで土が被さるように土寄せの作業も行います。
こうすることで葉鞘部の日当たりを予防し、白く柔らかくします。
土寄せ後、完全に軟白するまでは、約1ヶ月?1ヶ月ちょっとかかります。
そのため、収穫予定日より遡って土寄せの作業を計算すると良いかと思います。
年末頃、収穫を迎えたい場合は、最後の土寄せを11月下旬とします。
こうすることで年末に軟白した、根深ネギを収穫することが出来ます。
また、この時のポイントとして緑色の葉まで少し埋まるように、
隙間なく土を寄せてあげることが大切です。
スポンサーリンク
コメント