ウリ科に属するスイカは、連作障害の起こりやすい作物と言えます。
スイカの連作障害の症状としては、主につる割病がありますので、
輪作を取り入れ、約5年ほどは畑を開けるべきだと言えます。
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また、スイカの苗は、接木苗として販売されていることも多いので、
十分な間隔を開けられなかった場合や、前作が分からない場合などは、
ユウガオを使用した接木苗を利用すると良いでしょう。
ユウガオは、着果や果実の品質の安定性を高める目的、
低温に強くする目的で、スイカの台木として良く用いられています。
また、スイカの台木としてはカボチャも良く見掛けます。
カボチャを台木にした場合は、ユウガオよりも更に低温に強くなるものの、
生長の勢いが高まるので、管理が難しく、品質の低下にも繋がることがあります。
そのため、接木苗としてはユウガオを台木としたものを選ぶのが理想です。
また、病害虫に強いスイカに接木したスイカの苗も販売されています。
スイカは、アフリカの砂漠やサバンナを原産とするので、
非常に高温を好む作物です。また、砂漠気候で育ったスイカは、
乾燥した気候を好みます。
畑には、有機質肥料をたくさん入れて育てますが、元肥を入れすぎると、
蔓ボケやつる割病を起こしやすくなってしまうため、追肥で補うというのが一般的です。
また、高い畝を立てて水はけを良くすることで、湿度を下げることができます。
乾燥を好む野菜であるので、日本ではこういった対策も重要です。
更に、生育適温は28度-30度と高いので、気温が足りない時は、
黒色や透明マルチを使用して、地温を高めてから植え付けると良いでしょう。
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