家庭菜園でも育てることの出来る夏の風物詩、スイカですが
スイカを栽培する上で注意しなくてはいけない点があります。
その1つが病気です。特につる割病はスイカ栽培をする中で
厄介な問題となる1つの原因です。
このつる割病は、土の中の病原菌によって根っこがやられてしまうという
病気ですが、接木苗を使うことで解消することが出来ます。
接木とは、根っことなる台木と花・葉・茎などからなる穂木を組み合わせ
1つと苗木とされているもので、病気に強い品種をつくるために
こういった組み合わせが行われてきました。
具体的には病気に弱い新品種の欠点を補うため、元々病気の強い
品種を台木として接木を行います。
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数ある野菜の種類の中でもスイカは、最も接木を早く行った
野菜だと言われています。
今、接木苗として販売されているものの台木には夕顔が使われています。
夕顔はウリ科に属し、干瓢の原料になっているものです。
スイカだけに関わらず、キュウリやトマトなども接木苗が
主流となっていますが、キュウリやトマトなどに使う台木もそれぞれ、
別のものを使い、1番良い組み合わせのものが使われています。
接木は比較的、新しい技術と言えますがこれが出来る背景には、
元々病害虫に強い品種があったからこそです。
病害虫に弱いとされる品種も、接木苗を購入し育てることで、
病害虫に侵されにくく、美味しく収穫することが出来ます。
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