サツマイモは寒い時期では育てることが出来ません。
そのため、日本では東北の標高700メートル以下のところまでが
サツマイモの栽培可能地域とされています。
北海道などその他の場所では、サツマイモは栽培不可です。
大体、年間の最高月の平均気温が22度以上なければ
いけないとされているためです。
これにはサツマイモの原産地が深く関わってきます。
サツマイモの原産地は、中南米です。
しかも、砂漠に位置する所ですから暑さにはめっぽう強く、
荒れた土地でも肥料や水なしでも生育することが出来るくらい、
丈夫な野菜なのです。
そんなサツマイモを植え付ける場合は、他とは違い、
ツルを切り取った状態の苗を購入するところから始まります。
ホームセンターや園芸店などでは、その苗が販売されますが、
稀に販売していない店舗もありますのでその時は
自分で苗を作成するか、通販を利用して手に入れましょう。
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自分で作成する場合は、小さめのコンテナを1つ用意し、
種芋を1つ植えつけてみて下さい。
すると、ツルが何本も伸びてきますので先端より5?6節のところで
切り取ります。これが、苗となります。
サツマイモは、肥料が効きすぎてしまうと葉っぱばかりが成長し
肝心の実の部分の元気がなくなってしまいます。
そのため、元肥などは与えずに育てていくことがポイントです。
また、以前その場所に何かを植えていた場合などにありがちな
失敗としては、肥料が残っている事が挙げられます。
基本的に乾燥した荒地を好むサツマイモですので、
土を良く耕し、風通しの良い高畝を作ってサツマイモにとって
良い環境を作り上げて下さい。
サツマイモはとても広い範囲が必要な作物の1つです。
畝の高さは30センチほど、株間は30センチから40センチほど、
畝間は70センチから1メートルくらいの広さを取りましょう。
鉢植えの場合は、根っこが張るように深めのプランターを用意し、
長方形ならば2株、円型であれば1株が適量です。
植え付けの方法としては、ツルの茎の部分を土に差すだけです。
直後には水をたっぷりまきますが、毎日水やりが必要な
作物ではありませんので注意してください。
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