エンドウは、若い順番にトウミョウ、スナップエンドウ(キヌサヤ)、
グリーンピース、エンドウマメとなり、野菜の中でも、特に旬が長いとされます。
実際に、エンドウを育ててみると分かるのですが、春?夏に掛けて、
長く楽しむことができるので、家庭菜園にも向いた食材であることが分かります。
そして、この生長の過程、収穫により、栄養価も大きく異なります。
同じエンドウではありますが、収穫のタイミングによって、
豊富な栄養というのは異なりますので、そういった点でも、楽しむことができます。
■トウミョウの栄養価
トウミョウは、葉菜類の野菜と同様に、ビタミン類、カルシウムを多く含みます。
中華料理などに用いられるよう、炒めものなどとして使うと良いでしょう。
■キヌサヤの栄養価
数あるマメ類の野菜の中でも、特にビタミンCが豊富です。
100グラムあたりのビタミンC含有量は、55ミリグラムもありますから、
美容にも良いと言えるでしょう。
このビタミンCは、加熱してもあまり失われない特徴があるので、
ビタミンA(カロテン)と同じく、エンドウマメの約2.5倍、
グリーンピースの約2倍の量を摂取できると言われています。
■グリーンピースの栄養価
充分太ったグリーンピースになると、エネルギーや、タンパク質、
糖質、脂質、繊維質が多くなります。鉄分やリンも豊富になるので、
骨や血をつくるのに、役立てられます。
■エンドウマメの栄養価
エンドウマメは、グリーンピースより更にエネルギー量が増えます。
糖質をエネルギーに変える、ビタミンB1も増加するメリットがあります。
しかし、生野菜やエンドウ、キヌサヤに多く含まれていた、
ビタミンCは摂取できなくなるので、注意してください。
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