ダイコンは、野菜の中でも、根を大きく育たせる作物となりますので、
肥料を上手に吸い上げることが出来、比較的少ない肥料分であっても、
元気に育つという特性があります。
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しかし、生長期となる時期の肥料の吸収は非常に多いため、
肥料不足には十分注意しなければいけません。
この時期には、追肥を欠かさず行い、品質の良いダイコンが収穫出来るように管理します。
まず、元肥となりますが、種まきの15日以上前に石灰をまいて、
深さ30センチほどまで、良く耕しておきます。
未熟な堆肥などを入れると、根が変形しやすいので注意してください。
既に家庭菜園をやられている方で、前作の時に堆肥を施した場合は、
特に堆肥を入れなくとも構いません。
やせ地で有機質肥料が不足しているのであれば、完熟堆肥を、
種まきの時に、株間にすこしずつ与えておくと良いでしょう。
1回目の追肥は本葉が1枚-2枚ほどになった頃に、
株の周りに与えます。
2回目の追肥は本葉が5枚-6枚ほどになった頃で、1本立てとしてから、
列の側方に溝を作り、そこへ肥料を入れて土を寄せていきます。
株元が固定されるように、手で優しく土を寄せてください。
3回目の追肥は、根の太りが目立ちはじめた頃に行います。
2回目とは逆側に溝を作って、同じように肥料を追肥してあげてください。
ダイコンの肥料の与え方はこのような感じで進めて行きます。
追肥の回数や、1回に与える量というのは、ダイコンの育ち具合を見て、
それに応じて変更していきます。
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