「玉チシャ」と呼ばれるのは、葉の1枚1枚が丸く結球するレタス。
また、玉チシャの中から、クリスプヘッド型、バターヘッド型、
2種類に分けられます。
私たちが良く食べているのは、「玉チシャのクリスプヘッド型」のもの。
バターヘッド型のものは、サラダ菜の名前で親しまれているレタスで、
結球しきらないうちに、収穫するものです。
「茎チシャ」は、ステムレタスと呼ばれるレタスで茎を食べます。
結球するタイプのレタスではなく、中国ではポピュラーな野菜です。
「カキチシャ」は、葉をかきとって収穫するもので、
焼き肉との相性が良いサンチュも、このカキチシャの1つです。
「葉チシャ」は、チリメンチシャとも呼ばれる結球しないレタスです。
緑色をしたものと、紅系、紫がかったものとがあり、日本では、
リーフレタスとして知られます。
「立ちチシャ」は、コスレタス、ロメインレタスと呼ばれるレタスで、
ハクサイのように、丸くではなく、縦長に結球するレタスです。
このように、レタスにはさまざまな品種群があります。
この「チシャ」というのは、レタスの和名のことです。
チシャの由来は、茎を切った時に白い乳白の汁が出ることにあり、
乳草(ちちくさ)と呼ばれることもあったようです。
この白い汁は、レタスと同じキク科のタンポポにも出るもので、
サポニン様物質の苦味のある汁ですが、
健康にはとても良いもので、腎臓や、肝臓の機能を高める効果や、
食欲不振に効果的だと言われています。
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