シソの原産地と日本での歴史

非常に古い時代より日本に親しまれているシソは、ヒマラヤから、
ミャンマーへ、そして中国南部から、日本へ渡来した植物です。
その時代は、縄文時代には既にあったとされていますから、
日本の数ある野菜や、果物の中でも、特に歴史の古い種類だと言えます。
新潟県にいたっては、約2500年前ともいわれる土器と一緒に、
シミの穂や、シソの実が出土されたそうですが、シソと言うのは、
自生していた可能性も否定できないため、このあたりはまだ、
明確には分かっていません。
シソの栽培は、日本では平安時代より始まったと言われています。
10世紀頃の和書を見ると、シソは「イヌエ、ヌカエ、ノラエ」と、
呼ばれていたようで、今とは違い、薬草としても用いられていたんだとか。
もちろん、今のように、漬物などとしても食べられていたようです。
シソは、春まきの1年草です。
生育のできる温度は、大体20度?23度ほど。
発芽適温は22度ほどとなりますから、春頃に種まきするのが理想です。
4月に種まきする植物の中でもシソは、暑さにも強い方ですし、
土質も選ばないので、家庭菜園初心者の方でも充分に育てることのsできる、
難易度の低い作物だと言えるでしょう。
シソと言うのは、苦手な人も居ますが、料理にはとても向いていて、
そのままお刺身と一緒にしても良し、刻んで薬味としても良し、
豚肉などに巻いて焼いても良しと、使い勝手の良い食材です。
家庭菜園では、このように、さまざまな調理法で楽しむと、
より、楽しめるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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