食卓にも利用しやすいタマネギ。保存性に優れているので、
家庭菜園には向いている野菜だと言えます。
今日はそんなタマネギの栽培のポイントについて紹介します。
◆元肥には、堆肥と、多めのリン酸を入れて育てる
苗は、晩秋頃に植えつけますが、霜の降りる前が理想です。
冬の厳しい寒さにも耐えられるように、根を充分伸ばしておきます。
そのためにも、元肥が大切です。
植え付け時には、しっかりと堆肥を与えてください。
未熟な有機質であると、腐熟しにくいため、タネバエも発生します。
必ず、完熟堆肥を利用して良く混ぜておきます。
更に、タマネギの耐寒性を増すために、リン酸を多めにします。
化成肥料に加えて、リン酸分の肥料を与えてください。
特に、家庭菜園の土が火山灰土壌の場合は、
酸度が強く、リン酸が吸着してしまいますので、多めが理想です。
◆マルチングで、地温保持、乾燥、雑草対策
植え付け時は、透明のマルチで、乾燥、地温の保持を行います。
春先の雑草対策には、黒色のマルチがおすすめです。
◆太さ6ミリ?7ミリ程度の苗を受け付ける
11月頃になると、園芸店に、タマネギの苗が出回ります。
苗の大きさは、タマネギの生長に大きく関わりますので、
大体太さ6ミリ?7ミリ、草丈30センチ弱ほどの苗を購入します。
苗は、白い葉鞘の部分が見えるように浅植えにします。
その後、株元にしっかり土を押さえて、倒れないようにしておきます。
また、この時期は霜の被害も考えられますので、
足で踏みつけるように株元をしっかりとさせておくと安心です。
スポンサーリンク
コメント